Q.内容証明の内容に誤りがあった場合、無効になるか教えて下さい。

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Q.内容証明の内容に誤りがあった場合、無効になるか教えて下さい。

内容証明の内容に誤りがあった場合でも、内容証明を送った事実としては有効です。

▼内容証明郵便とは

まず、内容証明郵便とは、

(1)誰が(差出人)
(2)誰宛てに(受取人)
(3)いつ(手紙を出した日付)
(4)どんな内容の手紙を出したのか(内容文書:受取人へ送達する文書)

を郵便局(郵便事業株式会社)を差出人が作成した謄本(内容を写したもの)を保管することにより、公的に証明してくれる郵便サービスです。
郵便局が証明するものは、その内容の手紙を送ったという事実の証明で、文書の内容が真実であるかどうか、正しいか間違っているかを証明するものではありません。

内容証明の文章に、事実でないことや嘘が記載されていたとしても、差出人が、そのような内容が記載された内容証明を送ったという事実の証明としては有効になります。
しかしながら、事実や真実が記載された内容証明を送ったとしても、法的な拘束力があるわけではありません。

▼内容証明の内容に誤りがあった場合、無効になるか
それゆえに、内容証明の正しいか間違っているか、内容証明の効力とは全く関係ありません。
内容が正しくても間違っていても、その内容証明に法的な拘束力があるわけではありません。

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